除夜の鐘を聴いています
多くの寺で108回の音色を響かせることが多い
108の煩悩を祓うためとも言われるが、
わたしにはそもそも人の煩悩を清める方が本当にいいのか、わからない
煩悩があればこそ、生きようとする前向きな力も生まれるのではないか
それに、そもそも本当に108もの煩悩を全て祓うことができるのか
わたしなどこうして除夜の音を聴き、祓うそばから
腹が減ったと蕎麦を喰らうありさまである
なんと罪深いことか
などと、どうでもよいことを考えながら
年をまたごうとしているこのときにも
ICUでは治療を受けている患者がいる
その患者を支える家族や医療者がいる
その人々の欲望が
すなおに表現されればいいと思う
生きたいと
叶えたいと
願うその欲望が
できることならば
叶うのならば
わたしはうれしい
その欲望にふれ
ひとのしぶとさや
愚かしさの中にある
愛らしい何かに癒される自分がいる
支えてくださった皆さん
そこには患者も家族も
チームメイトも
セミナーで出会った方も
さまざま含まれるのですが
本当に今年度もお世話になりました
来年もICCNにお付き合いいただければと思います
2019年の年の瀬に
みなさんのしあわせを祈りながら・・・
このブログを書いています
来年度もみなさんが、しあわせでありますように!
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