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執筆者の写真茨城ねばる

ICUと居住空間学

更新日:2019年12月9日

建築というか物作りが好きだ

親が大工で、木材の独特な香りの中にいたことも影響しているのかもしれない

そういえば、よく木のおもちゃを親の工場につくりに行ったものだ


いろいろな出会いで

何故だか看護をこころざした後も

建築や物づくり、職人ということに一種の憧れがあった


そうした憧れのせいだろうか

わたしが大学で看護を学んでいた頃

外山義先生の著書と出会った


専門は高齢者、グループホームのうみの親という人もいる

彼の書く文章には、

孤立せず、かといってお互いの生活空間が干渉しすぎない

そうした配慮がなされていた

住む人の視線や手の動きがみえるような

そうしたことに配慮された文章だった



いつかICUにも、一方的に「規則」の遵守を求められず

ロッキングチェアに佇むように生活できる空間ができるのだろうか

治療の仕方とともに

ICUという患者にとっての生活空間に関しても

我々は進化を求められている


例えば、隈研吾先生、そういうの興味ないですか?


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